お店の売上金をセブンイレブンのATMに入金できる便利サービス

エアレジやスマレジでお会計を行うと、売上金がキャッシュドロア内に蓄積されていきます。

小売店や飲食店、サービス業の方は、現金で売上金を回収することが多いため、レジの売上金を定期的に銀行に預ける必要がありますが、銀行が遠いと面倒ですよね。

そんな時、そのセブン銀行が提供している「売上金入金サービス」を利用すれば、銀行まで行かなくても、セブンイレブンにお金を預けることができます。

どのようなサービスなのか、対象者、メリット、利用にあたっての注意点、コストを見ていきましょう。

どのようなサービスなのか?

セブンイレブンの「売上金入金サービス」は、店舗や集金等で発生した売上金を、全国のセブン‐イレブン等にあるセブン銀行ATMで入金するサービスです。

コンビニ店舗のセブンイレブンに設置されているATMはセブン銀行が運営していますが、「売上金入金サービス」を活用すれば、お店の日々の売上金を、入金専用カードで入金できるようになります。

そして、入金したお金は、即時にセブン銀行の1つの口座へ集約されます。

どのようなメリットがあるのか?

売上金入金サービスには、次のようなメリットがあります。

セブン銀行で24時間365日入金可能

お店の売上金を銀行のATMや窓口などに預け入れる場合、次のような不便さを感じることがあります

  • お店から金融機関が遠くて不便
  • 金融機関の窓口が空いている時間に対応できない
  • 夜間金庫がある金融機関が少ない

セブン銀行のATMは全国に23,000台以上あり、お店の最寄りにあるケースもあります。

また、店舗業の方は、土日や夜間営業されているケースが多いと思われます。

セブン銀行は、土日や夜間であっても24時間入金処理が可能です。夜間金庫窓口とは異なり、セブンイレブンの店内は24時間明るく、店員さんも常駐しているため、防犯面でも安心です。

売上金は即時セブン銀行の1つの口座に集中

複数のお店がある場合、各店舗がそれぞれの最寄りの金融機関の支店で入金処理を行います。

したがって、バラバラの金融機関や支店に売上金が蓄積していきます。

そうすると、お店ごとにバラバラの口座から、給与支払や仕入代金支払いのための口座に資金を定期的に移動させる必要があるため、資金移動の手間や、移動時の振込手数料がかかります。

セブン銀行の売上金入金サービスを行うと、各店舗が入金処理を行うと即時に、セブン銀行の1つの口座に資金が集約されますので、資金移動を行う手間やコストの節約が可能です。

ATMへの入金は入金専用カードで実施

入金は通常のキャッシュカードではなく、入金専用カードで行います。

したがって、万が一の紛失にも安心です。

入金専用カードは1店舗あたり2枚発行されるので、1枚は予備として持っておくことができます。

このサービスがぴったりなケース

このサービスの利用に適しているのは次のような場合です。

お店の近くに金融機関がない場合

お店の近くに金融機関がない方は、金融機関に売上金を預け入れることが面倒です。

金融機関への往復で時間を要するのは、非常に効率が悪いですし、現金を持って長い距離を移動することは、防犯上も好ましくありません。

金融機関の夜間金庫手数料が高い場合、夜間金庫がない場合

昼間に金融機関に預けられる方は問題ありませんが、夜間など営業時間外に預け入れる場合は、夜間金庫を利用することになります。

夜間金庫を借りるための手数料で年間10万円近くかかることもあります。

この手数料は夜間金庫を借りている限り毎年かかるため、蓄積すると相当な金額になる可能性があります。

セミナーをよく開催する場合

セミナーを開催する場合もこのサービスがうまく活用できます。

セミナーを開催すると、参加者から参加費や教材費、懇親会費等を現金で受領することが多いと思われます。

主催者側は預かった多額の現金を保管しておく必要があります。しかしセミナー当日において、主催者側の人間は様々な業務で慌ただしいことが多いため、現金管理がおろそかになりがちです。

このような場合、セミナー会場の最寄りにセブンイレブンがあれば、多額の現金を預け入れることができます。

営業スタッフ等が現金を回収する場合

営業職の方がお客様から売上金を現金で受領するケースがあります。場合によっては、預かった売上金を持ったまま次の営業先に向かうケースもあり、現金管理上大きなリスクがあります。

このような場合も、営業ルート内にセブンイレブンがあれば、預かった現金をすぐに預け入れることができます。

サービスを利用するにあたっての注意点

上記の通り、セブン銀行が提供している「売上金入金サービス」は非常に便利なサービスですが、いくつか注意点があります。

セブン銀行ATMで硬貨は入金できない

この入金サービスは紙幣のみ対応しており、硬貨は入金できません。

店舗業の方は、営業終了後にレジに残す釣り銭準備金を、3万円や10万円などと、ぴったりの数にしがちですが、ここは運用面で工夫していく必要があります。

セブン銀行の口座が必要

この入金サービスを利用するためには、セブン銀行の銀行口座を持っておく必要があります。

口座をお持ちでない方は、新規に口座を作成する必要があります。

個人事業主は利用不可

この入金サービスは法人のみ利用可能となっており、個人事業主は利用できません。

発生するコスト

入金サービスを利用するには、次の費用がかかります(金額は消費税込)。

内容金額
初期費用当初契約料
(入金専用カード発行手数料)
1,080円×ご利用店舗数
ランニング費用入金サービスAプラン月間手数料は、1ヵ月あたりの入金回数の累計入金回数×324円
Bプラン月間手数料は、1ヵ月あたりの入金の利用があった日数の累計
(入金利用のない日は手数料なし)
432円/日
EBサービス手数料2,160円/月

例えば、3店舗お持ちの飲食店の場合で、各店舗が2日に1回ATMへ入金すると仮定した場合、月額費用は16,740円になります。

月額費用

①ATM入金手数料 324円×15回×3店舗=14,580円

②EBサービス手数料 2,160円

③①+②=16,740円(消費税込)

まとめ

セブン銀行の入金サービスはこのように非常に便利なサービスです。

売上金を現金で受領する業種の方は、現金管理にかけているコスト、時間を一度整理・把握し、当該サービス活用でメリットがあるか、検討してみてはいかがでしょうか。