MFクラウド給与の支給項目の設定方法

MFクラウド給与を使いこなすために欠かせない設定が、支給項目設定となります。

ここは、結構設定が複雑で大変な項目ですが、ここを設定しておかないと使い勝手が悪くなるだけでなく、正しい給与計算ができなくなる可能性もあり、ミスれない項目となっています。

今回は、MFクラウド給与の支給項目設定にフォーカスを当てて、細部まで解説していきます。

まずは、支給項目設定の画面に移ります。MFクラウド給与のトップ画面ーサイドバーの「基本設定」をクリックします。

MFクラウド給与のトップ画面の基本設定ボタンです。

すると、各種設定画面に移りますので、画面上部の「支給項目」を選択します。そうすると、支給項目設定画面に移ります。

MFクラウド給与の支給項目はここから設定します。

ここで、給与の支給項目情報を設定していきます。

毎月固定的に発生する給与・手当(役員報酬・基本給・住宅手当・家族手当など)

役員報酬や正社員の基本給など、改定がない限り毎月同額が支給される項目は、以下のように設定します。

固定給はこちらから設定します。

計算方法

固定給の場合、まず計算方法の一番左のプルダウンでは、「従業員情報で設定」を選択します。

MFクラウド給与において、「従業員情報で設定」は、給与明細項目のうち、毎月固定での支給や控除を想定している場合に選択する給与計算方法となります。

「従業員情報で設定」を選択した支給項目、控除項目は、「従業員情報」>「給与情報」で各項目の金額を設定することで、毎月の給与計算に自動的に反映され流ようになります。

また、「従業員情報で設定」を選択した場合、その右側にある計算式は、「÷1×1.0」を選択します。これは、従業員情報で固定給を設定するため、労働時間単価や労働日数単価を算定する必要がないことから、「÷1×1.0」と設定しておきます。

詳細設定

基本給の詳細設定はこちらの画面から行います。

詳細設定は、税金や社会保険などの計算対象かどうかなどの設定をする項目となります。

デフォルトで設定されている支給項目(役員報酬、基本給など)を使用する場合は、基本的に変更は不要ですが、新たな項目を設ける場合は、以下のポイントに留意して詳細設定してください。

項目  内容こういう場合にチェックをつける 
所得税の計算対象 

所得税の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

労働保険の計算対象 

労働保険(労災保険、雇用保険)の対象となる給与項目にチェックをつけます。

役員報酬以外はチェックをつけます。

(役員は労働保険の対象外)

社会保険の計算対象 社会保険(健康保険、厚生年金保険)の対象となる給与項目にチェックをつけます。基本的にチェックをつけます。
固定的賃金(月額変更用) 

固定的賃金とは、基本給、家族手当、通勤手当、役職手当など稼働実績などに直接関係なく支給額・支給率がきまっているものをいいます。固定的賃金の変動に伴って大幅に変わったときは、定時決定を待たずに標準報酬月額を改定(随時改定)します。

基本給、家族手当、通勤手当、役職手当など稼働実績などに直接関係なく支給額・支給率がきまっているものにチェックをつけます。

現物 

定期券や食事などの現物を従業員に支給している場合は、各種保険料や所得税等の計算のため、給与計算に織り込む必要があります。

現物支給する項目があればチェックをつけます。

割増基礎

残業手当など割増賃金の単価を算定する際の分母に集計する項目にチェックをつけます。 なお、以下の項目は集計から外すことができます

  • 家族手当
  • 通勤手当
  • 別居手当
  • 子女教育手当
  • 住宅手当(住宅費用に応じて支給されている場合)
  • 臨時に支払われた賃金
  • 1ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金

以下の賃金、手当以外はすべてチェックをつけます。なお、住宅手当について、固定的に支払われている場合はチェックをつけます。

  • 通勤手当
  • 別居手当
  • 子女教育手当
  • 住宅手当(住宅費用に応じて支給されている場合)
  • 臨時に支払われた賃金
  • 1ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金

 

控除基礎 

欠勤控除など控除する賃金の単価を算定する際の分母に集計する項目にチェックをつけます。  控除基礎については、法令等による規定はないため、就業規則や給与規定で定められた方法によることになります。一般的には、割増基礎と同じ項目とされている例が多いと思われます。

割増基礎と同じ項目とされている例が多いと思われます。 

0円でも表示

給与明細に0円でも項目が表示されます。

0円でも給与明細に項目を表示したい場合にチェックをつけます。 

毎月変動する手当(残業手当・休日出勤手当など)

残業手当や休日出勤手当など毎月変動する項目は、以下のように設定します。

残業手当はこちらの画面から設定します。

計算方法

変動項目の場合、まず計算方法の一番左のプルダウンでは、「割増基礎」を選択します。

そうすると、MFクラウド給与において、例えば次のような自動計算が行われるようになります。

残業手当 = 割増基礎 ÷ 所定労働時間 × 1.25 × 普通残業時間

次に、その右のプルダウンから「所定労働時間(当月)」と「所定労働時間(月平均)」を選択します。

ここで、所定労働時間とは、就業規則や雇用契約書で定められた労働時間のことであり、給与計算上は、以下の2つから選択できます。

所定労働時間(当月)

所定労働時間(当月)とは、前回の給与締日の翌日から今回の給与締日までのうち、平日(土日祝日以外)の日数に1日の所定労働時間を乗じた時間となります。

所定労働時間(当月)=前回の給与締日の翌日から今回の給与締日までのうち、平日(土日祝日以外)の日数×1日の所定労働時間

また、所定労働時間(月平均)は、1年間の所定労働時間を12で割って、1か月あたりの平均の所定労働時間を算出したものであり、次の算式となります。

(365日-1年間の休日合計日数)×1日の所定労働時間数÷12ヵ月 ※うるう年の場合は366日

この2つから、自社の就業規則や給与規定で規定された方法を選択してください。

詳細設定

詳細設定はこちらから行います。

詳細設定は、税金や社会保険などの計算対象かどうかなどの設定をする項目となります。

デフォルトで設定されている支給項目(残業手当、法定休日手当など)を使用する場合は、基本的に変更は不要ですが、新たな項目を設ける場合は、以下のポイントに留意して詳細設定してください。

項目  内容こういう場合にチェックをつける 
所得税の計算対象 

所得税の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

労働保険の計算対象 

労働保険(労災保険、雇用保険)の対象となる給与項目にチェックをつけます。

 基本的にチェックをつけます。

社会保険の計算対象 

社会保険(健康保険、厚生年金保険)の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

固定的賃金(月額変更用) 

固定的賃金とは、基本給、家族手当、通勤手当、役職手当など稼働実績などに直接関係なく支給額・支給率がきまっているものをいいます。固定的賃金の変動に伴って大幅に変わったときは、定時決定を待たずに標準報酬月額を改定(随時改定)します。

基本給、家族手当、通勤手当、役職手当など稼働実績などに直接関係なく支給額・支給率がきまっているものにチェックをつけます。

現物 

定期券や食事などの現物を従業員に支給している場合は、各種保険料や所得税等の計算のため、給与計算に織り込む必要があります。

現物支給する項目があればチェックをつけます。

割増基礎

残業手当など割増賃金の単価を算定する際の分母に集計する項目にチェックをつけます。 なお、以下の項目は集計から外すことができます

  • 家族手当
  • 通勤手当
  • 別居手当
  • 子女教育手当
  • 住宅手当(住宅費用に応じて支給されている場合)
  • 臨時に支払われた賃金
  • 1ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金

以下の賃金、手当以外はすべてチェックをつけます。なお、住宅手当について、固定的に支払われている場合はチェックをつけます。

  • 通勤手当
  • 別居手当
  • 子女教育手当
  • 住宅手当(住宅費用に応じて支給されている場合)
  • 臨時に支払われた賃金
  • 1ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金

 

控除基礎 

欠勤控除など控除する賃金の単価を算定する際の分母に集計する項目にチェックをつけます。控除基礎については、法令等による規定はないため、就業規則や給与規定で定められた方法によることになります。一般的には、割増基礎と同じ項目とされている例が多いと思われます。

割増基礎と同じ項目とされている例が多いと思われます。 

0円でも表示

給与明細に0円でも項目が表示されます。

0円でも給与明細に項目を表示したい場合にチェックをつけます。 

端数処理

残業手当など変動する給与・手当などを計算する際の端数処理方法を選択します。

就業規則等で定められている方法を選択してください。

ランダムに発生する手当(皆勤手当・危険手当など)

スポット的な給与はこちらから設定します。

皆勤手当や危険手当などランダムに発生する手当やスポットで支給する手当については、以下のように設定します。

計算方法

ランダムに発生する項目の場合、まず計算方法の一番左のプルダウンでは、「毎月手入力」を選択します。

そうすると、MFクラウド給与において、毎月の給与計算時に手入力できるようになります。

自動で計算されないため、支給漏れに注意してください。

詳細設定

詳細設定はこちらの画面から行います。

詳細設定は、税金や社会保険などの計算対象かどうかなどの設定をする項目となります。

新たな項目を設ける場合は、以下のポイントに留意して詳細設定してください。

項目  内容こういう場合にチェックをつける 
所得税の計算対象 

所得税の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

労働保険の計算対象 

労働保険(労災保険、雇用保険)の対象となる給与項目にチェックをつけます。

 基本的にチェックをつけます。

社会保険の計算対象 

社会保険(健康保険、厚生年金保険)の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

固定的賃金(月額変更用) 

固定的賃金とは、基本給、家族手当、通勤手当、役職手当など稼働実績などに直接関係なく支給額・支給率がきまっているものをいいます。固定的賃金の変動に伴って大幅に変わったときは、定時決定を待たずに標準報酬月額を改定(随時改定)します。

チェック不要です。

現物 

定期券や食事などの現物を従業員に支給している場合は、各種保険料や所得税等の計算のため、給与計算に織り込む必要があります。

チェック不要です。

割増基礎

残業手当など割増賃金の単価を算定する際の分母に集計する項目にチェックをつけます。 なお、以下の項目は集計から外すことができます

  • 家族手当
  • 通勤手当
  • 別居手当
  • 子女教育手当
  • 住宅手当(住宅費用に応じて支給されている場合)
  • 臨時に支払われた賃金
  • 1ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金

チェック不要です。 

控除基礎 

欠勤控除など控除する賃金の単価を算定する際の分母に集計する項目にチェックをつけます。控除基礎については、法令等による規定はないため、就業規則や給与規定で定められた方法によることになります。一般的には、割増基礎と同じ項目とされている例が多いと思われます。

チェック不要です。

0円でも表示

給与明細に0円でも項目が表示されます。

0円でも給与明細に項目を表示したい場合にチェックをつけます。 

端数処理

残業手当など変動する給与・手当などを計算する際の端数処理方法を選択します。

就業規則等で定められている方法を選択してください。

給与から控除する項目(欠勤控除・遅刻早退控除など)

欠勤控除等はこちらから設定します。

残業手当や休日出勤手当など毎月変動する項目は、以下のように設定します。

計算方法

控除項目の場合、まず計算方法の一番左のプルダウンでは、「控除基礎」を選択します。

そうすると、MFクラウド給与において、例えば次のような自動計算が行われるようになります。

欠勤控除 = 控除基礎 ÷ 所定労働日数 × 欠勤日数

ここで、所定労働時間とは、上記の毎月変動する手当における所定労働時間と同様です。

さらに、計算方法の右のプルダウンについて、割増率等はないため控除項目は「1」を選択してください。

詳細設定

詳細設定はこちらから行います。

詳細設定は、税金や社会保険などの計算対象かどうかなどの設定をする項目となります。

デフォルトで設定されている支給項目(欠勤控除、遅刻早退控除など)を使用する場合は、基本的に変更は不要ですが、新たな項目を設ける場合は、以下のポイントに留意して詳細設定してください。

項目  内容こういう場合にチェックをつける 
所得税の計算対象 

所得税の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

労働保険の計算対象 

労働保険(労災保険、雇用保険)の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

社会保険の計算対象 

社会保険(健康保険、厚生年金保険)の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

固定的賃金(月額変更用) 

固定的賃金とは、基本給、家族手当、通勤手当、役職手当など稼働実績などに直接関係なく支給額・支給率がきまっているものをいいます。固定的賃金の変動に伴って大幅に変わったときは、定時決定を待たずに標準報酬月額を改定(随時改定)します。

チェック不要です。

現物 

定期券や食事などの現物を従業員に支給している場合は、各種保険料や所得税等の計算のため、給与計算に織り込む必要があります。

チェック不要です。

割増基礎

残業手当など割増賃金の単価を算定する際の分母に集計する項目にチェックをつけます。 なお、以下の項目は集計から外すことができます

  • 家族手当
  • 通勤手当
  • 別居手当
  • 子女教育手当
  • 住宅手当(住宅費用に応じて支給されている場合)
  • 臨時に支払われた賃金
  • 1ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金

チェック不要です。

 

控除基礎 

欠勤控除など控除する賃金の単価を算定する際の分母に集計する項目にチェックをつけます。控除基礎については、法令等による規定はないため、就業規則や給与規定で定められた方法によることになります。一般的には、割増基礎と同じ項目とされている例が多いと思われます。

チェック不要です。

0円でも表示

給与明細に0円でも項目が表示されます。

0円でも給与明細に項目を表示したい場合にチェックをつけます。 

端数処理

残業手当など変動する給与・手当などを計算する際の端数処理方法を選択します。

就業規則等で定められている方法を選択してください。

通勤手当

通勤手当の設定はこちらから行います。

通勤手当については、以下の通り設定します。

計算方法

通勤手当の計算方法は、従業員情報において設定するため、この画面での設定は不要です。

詳細設定

詳細設定はこちらから行います。

通勤手当の詳細設定は、基本的にデフォルトから変更不要です。

項目内容こういう場合にチェックをつける 
所得税の計算対象 

所得税の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

労働保険の計算対象 

労働保険(労災保険、雇用保険)の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

社会保険の計算対象 

社会保険(健康保険、厚生年金保険)の対象となる給与項目にチェックをつけます。

基本的にチェックをつけます。

固定的賃金(月額変更用) 

固定的賃金とは、基本給、家族手当、通勤手当、役職手当など稼働実績などに直接関係なく支給額・支給率がきまっているものをいいます。固定的賃金の変動に伴って大幅に変わったときは、定時決定を待たずに標準報酬月額を改定(随時改定)します。

チェック不要です。

現物 

定期券や食事などの現物を従業員に支給している場合は、各種保険料や所得税等の計算のため、給与計算に織り込む必要があります。

チェック不要です。

割増基礎

残業手当など割増賃金の単価を算定する際の分母に集計する項目にチェックをつけます。 なお、以下の項目は集計から外すことができます

  • 家族手当
  • 通勤手当
  • 別居手当
  • 子女教育手当
  • 住宅手当(住宅費用に応じて支給されている場合)
  • 臨時に支払われた賃金
  • 1ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金

チェック不要です。

 

控除基礎 

欠勤控除など控除する賃金の単価を算定する際の分母に集計する項目にチェックをつけます。控除基礎については、法令等による規定はないため、就業規則や給与規定で定められた方法によることになります。一般的には、割増基礎と同じ項目とされている例が多いと思われます。

チェック不要です。

0円でも表示

給与明細に0円でも項目が表示されます。

0円でも給与明細に項目を表示したい場合にチェックをつけます。 

端数処理

残業手当など変動する給与・手当などを計算する際の端数処理方法を選択します。

就業規則等で定められている方法を選択してください。